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これはタイムマジック映画だと思う。【DUNKIRK at MOVIX亀有】 [映像]

昨日は日本全土、まんべんなく雨が降りましたね。
昨今はその中に記録的短時間大雨が何処かしらを襲うと言う構図が織り込まれてて台風があんまり来ないのに水害が多発すると言う変な気象状況が続いてるのが不気味です。

さて、今日は昨日に引き続き先週末、観て来た映画のお話です。



観て来たのはクリストファー・ノーラン監督最新作にして同氏制作の映画において最短の尺でもある【DUNKIRK】です。戦争、取り分け撤退劇を題材にしてる映画なので、『遠すぎた橋』がトラウマな私としては観たい気持ちと観たくない気持ちの葛藤がありました。でも、観ると今までのどの戦争映画とも違い、単に題材にしてるだけで中身はクリストファー・ノーラン節炸裂のタイムサスペンススリラー映画でした。

冒頭にお得意のThe Mole:One Week [防波堤:1週間の出来事]、The Sea:One Day [海:1日の出来事]、The Air:One Hour [空:1時間の出来事]と規定された3つのテロップで舞台が紹介されます。それらの舞台のタイムリミットだけが一緒であり、最終的に一つの結末に導かれる様が矢継ぎ早に時には視点が切り替わりリフレインしてるかの様に畳み掛ける演出が戦争映画特有の悲壮感を和らげ、その場に居た人々の壮烈なドラマになってました。

DUNKIRK_001.jpg
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通常空間とは違う戦争と言う異質空間での人の行動も様々で同盟国同士や同じ国の兵士同士でも所属による撤退順に対して優先度があったり、自分は助かりたいと言う本能的な部分や、同胞を助けに行かねばと言う原理に基づいて行動する人、最後まで高潔な武人などなど、特に著名な方が演じられてる訳ではない事も狙いなのか、生々しいまでの【DUNKIRK】を間接的に体験させられた様な気がします。でも、繰り返しになりますが、戦争映画、特に撤退劇と言うもの特有の後味の悪さがない素晴らしい作品だと思います。時計のコツコツと言う秒針の音を聞くと今でもハッとさせられてしまうなんて、徹頭徹尾、映像と音響のマジシャンだと思いますよ、クリストファー・ノーラン監督ってお人は。


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